大学生活の中のお一人様時間
今日は大学生活の中での一人でいる時間について話したいと思います。
私は自分のことをHSPだと知る前から結構単独行動が好きだなぁという自覚を持っていました。
旅行やカラオケは正直一人が一番だと信じて疑っていません。旅行先だとよく「日頃はなぜか人に合わせがちな私が今は自分のためだけに動いているぞ〜〜!!」と感激していました。
うーん、HSPですね。
メカニズムがわかってないなんて若いな。
で、そういう一人でいる時の行動力は凄い、と実は今でも密かに誇りに思っています。イキイキするんですよね、一人だと。
大学生活の中でも友人と話したり一緒にご飯を食べるのももちろん好きだったのですが、週の半分ほどは一人でご飯を食べていました。
混み合う大学生協を出るとあんまり寂しいと思うような事もなく、授業やサークルや常に誰かと関わる生活を送っていた中で癒しの時間になっていたものです。
また、帰りの電車の中ではまとまった一人の時間が取れたため、いつも何かしらぐるぐる考える人間だなあ私はと自覚することに繋がりました。
特に大学で一人で居る時に好きだったスポットが2つあるのでそこを紹介させて下さい。
まず1つ目は池の傍のベンチ。私の大学のキャンパスはもともと庭みたいな作りで、とても綺麗なんです。その一角に池があるんですけども、そこのベンチに座ると建物がいい感じに見えるんです。池の水面に映っている建物を見るだけであーこの大学好きだなあと思ったものです。
気候の良い日なんかは大学の近隣住民の方にも親しまれているパン屋で見繕ったパンとコーヒーを昼食にしたり。
私はそういう大学生活を送れてとても幸せでした。
でしたって言ってもまだ在学中なんですけどね。
2つ目は大学の裏にある林。
実は存在を知ったのは学生生活も後半になってから。
大学の裏にある林は秋になるととても紅葉が綺麗で、あまり人通りもなく実は癒しのスポットであったと言うことが判明しました。
木がざわざわ揺れる音だけを聞くと言うのはなんともリラックスできるものです。
脳内BGMはGeorge Winstonのアルバム『Autumn』。以下のURLはその中の一曲である『Longing/Love』。
少し物悲しくて、時には孤高で、でも穏やかできらきらしたピアノのアルバムです。
私は彼の作品がとても好きなのです。聞いていると自分に戻れるというか、なんだか落ち着くんですよね。
ちょっと逸れてしまったのですが、よろしければ聞いてみてください。
私は大学を立地や街の雰囲気で決めたところが結構大きかったのですが、そこは本当に大正解でした。
大学のある街を大学生活の舞台にしたい。
人生そんなモチベーションで動くのも悪くないのかもしれません。
こうやって一人でいる事を友人に話してもさほど引かれることがなかったというのも、この大学ののんびりした空気感ありきのことだったのかもしれません。
ハンドルネームにもしている「いごこち」というものを、私は何だかんだいつも追い求めているのでしょう。