いごこちのありか

就活を経てHSPの存在を知った者です。よろしくお願いします。

親の誕生日

母親の誕生日の食事会に行きたくないと言いました。


父、母、私の3人で母親の誕生日に外食に行く予約を入れたと言われたのです。

普段ならオッケーわかった位にしか言っていなかったと思います。

例年そんなもんだろう位に思っていました。

でもどうしてもうんと言えませんでした。

うんと言う前に

行きたくない、行きたくない、いやだ、と強く心が拒否してきました。

気づいたら眉が歪んでいました。

その3人でおいしいご飯が食べられると思えませんでした。

親にはその旨を伝えました。

誕生日を祝いたくない訳ではない。

でもそれをこの3人でご飯を食べるという形でやるのは嫌だ、と言いました。

 


最近親と話すたびに

この人の近くにいるとやっぱり私は私になれない、、、

と思うことが増えたのです。

 


誰が悪いわけでもない。

人と人との相性なのです。

本当に誰も悪くないのです。

でも私は私を幸せにしたいと考えれば考えるほど、帰宅時にお腹が痛くなる自分がいるのです。

この現象自体は去年の就活を終えた後からたまにあったことでした。

 


なので、親より自分のお腹を優先させました。

 


親は何か考えているようでしたが、少し経って

いやまあ…そんなに嫌ならいいよ…

と呟いていました。

ちょっと寂しそうに見えたのは、私がそう思いたかったためだったのでしょうか。

 

 

 

親の誕生日に一緒にご飯を食べられる娘でありたかったな。

親不孝だろうな。

 


…でも、親不孝だろうなとか思うと、なんだか自分に酔っているみたいで嫌です。

親不孝以上に自分不幸になりたくないのです、私は。

 


ともかく、誕生日にご飯に行かずに済んで、私はとても気が楽になりました。

自分を自分で守ることができました。

これでよかったんです。

 

…ここいくつかの記事の内容を改めて文字に起こすと、私は本当に親を好きである子供でありたかったのだな、と思わずにはいられません。

 

久々によしながふみとか山岸凉子を読みたいな、と思いました。