いごこちのありか

就活を経てHSPの存在を知った者です。よろしくお願いします。

会えてよかった

 


突然ですが、私は友人に恵まれていると思います。

あの人に会いたいな、とふと浮かぶ顔がいくつかあるからです。

一対一で話している時、楽しかったり学びがあったり落ち着いたりできる関係性というのは何物にも変えがたいものでしょう。

そんな存在があるのはとてもありがたい事です。

内向的な私たちにとって、そんなに多く必要とするものではでしょうから、なおさら。

 


そのうちの一人が今日遊んだ大学の友達です。

彼女は社会人一年目で、たまーに東京に戻ってきたときに一緒にご飯を食べに行く仲なのです。

HSPではありませんが、人の意見を否定しないおおらかな子です。


HSPという言葉こそ出しませんでしたが、今までの私の就活の流れを

へえー、はあー、そうだねえー、

と聞いてくれるのです。

彼女は彼女でちゃんと喋るので会話のテンポ感が合うのでしょう。


就活生としての自分ではない、友人と対等に話せる自分の存在がいるんだと思うことができました。

頭がふわーっと柔らかくなる時間でした。

 

 

 

実は、就活を経て、私の周りの人間関係は結構変わりました。

私がHSPだと受け入れようとする過程の一側面なのでしょう。

 


特に大学でできた知人友人の中で、HSPっぽいないしそういう性質に理解のある人が残っていった体感があるのです。

繋がりが薄かった人や付き合いの中で無理していた部分があった人は、卒業という節目も関係しますが関わりがなくなっていきました。

同じ友人でも、接していて自分のどの部分が出るかが変わったという人もいます。

 


 また、自分がどういう気分の時どういう人に会いたいかという感覚が新しくできた気がします。

 


今まではそこに誘いや予定があれば基本参加するというスタンスだったのですが、

「○○ちゃんとは気分が乗っている時に会いたい」

「△△君はこういう相談に強い」

といった心の声が聞こえるようになったのです。

 


同様に、今まで良いところしか見えていなかった人にもしょーもないところがあるなあ…と見られるようになったりなどもしました。

 


無意識に相手を見上げ…いや、自分を一段下に置いていたんだなぁ、と反省したものです。

 

 

 

今現在はこれからも仲良くしたい!と思っている友人でも、これから疎遠になることは十分ありえます。

誰にも会いたくない、ないし今の自分と合わせるのは申し訳ない、と思う時もあります。

 


それでも他者と関われるのは嬉しいのです。